
ゼリー 型から取れない…



いつもうまくいかないんだよね。
せっかく作ったのに、崩れたらほんとショックですよね。
そのまま力まかせに取ろうとすると、ぐちゃぐちゃになるかもしれません。
そこで、今回はゼリーが 型から取れないときの裏ワザときれいに外すコツについて紹介します!
- きれいに外す裏ワザ
- 型から外れない原因
- 崩さずはずすコツ
ゼリーが型から取れない原因とは?


せっかく作ったゼリーが、型からきれいに取れないとがっかりしますよね。
実は、ちょっとしたポイントを見落としているだけで、ゼリーが外れにくくなることはよくあるんです。
見た目は同じゼリーでも、原因によって対策は大きく異なります。だからこそ、まずは「なぜ外れないのか」を知ることが成功の近道です。
それぞれの原因を順番にチェックして、解決のヒントをつかんでいきましょう。
ゼラチンの量が多すぎる
プルンと固めたい気持ち、わかります。
でも、ゼラチンを入れすぎると、ゼリーがカチカチになってしまい、型にくっついてしまうんです。特に、パッケージの分量よりも「ちょっと多め」がクセになっている人は注意。固まりすぎると、表面が縮んで型に張りついてしまいます。
おすすめは、ゼラチン5gに対して水分250〜300mlを目安に。夏場など少し緩めたいときは、水分を多めにするのがコツです。
冷やす時間が足りない
まだ柔らかいうちに型から外そうとしていませんか?
ゼリーはしっかり冷やしてこそ、型離れがよくなります。特に果物を入れたゼリーは、中心部が固まりにくく時間がかかることも。見た目だけで判断せず、最低でも冷蔵庫で4時間、できれば一晩おくのがベストです。
急ぎたい場合は、冷凍庫に10分だけ入れて表面をキュッと締める裏ワザも使えますよ。
型の材しつが合っていない
使っている型、素材は何ですか?
ゼリー作りには、型の材質選びも重要なんです。ガラスや金属の型は、熱伝導が良くしっかり固まりますが、その分くっつきやすい傾向があります。シリコン型は柔らかくて取り出しやすいですが、ゆるめのゼリーだと形が崩れがちに。
おすすめは、ポリカーボネートやプラスチック製の型。適度な固さと柔軟性で、扱いやすいですよ。
表面に空気が入っている
小さな泡、見落としていませんか?
ゼリー液を流し込むときにできた空気の泡が表面に残ると、型との間に隙間ができず、うまく外れない原因になります。特にゼリー液が熱いうちは泡立ちやすいので、流し込む前に茶こしで濾すか、スプーンで泡をすくい取りましょう。
また、型に流し込んだ後は、軽くトントンと机に落として空気を抜くのも効果的です。
こぼさず作る工夫がない
型のまわり、ベタついていませんか?
ゼリー液を注ぐときにこぼれて型の外側につくと、それが冷えて固まり、取り出すときに引っかかってしまうことがあります。結果、ゼリーがうまく出てこなかったり、崩れてしまったり。
小さな計量カップや注ぎ口のあるポットを使うと、こぼれにくくなりますよ。作業の前後に型の外側を軽く拭くのも忘れずに。



ちょっとした違いが、ゼリーの仕上がりを大きく変えるんですね!
ゼリーを型からうまく取る3つの方法


型にぴったりくっついてしまったゼリーも、正しい方法を使えばスルッときれいに外せます。
どの方法も特別な道具はいりません。家にあるもので手軽に試せるのが魅力です。
それぞれの方法にはちょっとしたコツがあります。正しく使い分けて、型外しの失敗をゼロにしていきましょう。
では、簡単にできる裏ワザ的な3つの方法をご紹介します。
湯せんで型をあたためる
ゼリーと型の隙間を作るテクニック、それが湯せん。
ボウルに50度前後のお湯をはり、ゼリーの型の底を5〜10秒ほど浸けます。すると、ゼリーの外側が少しだけ溶け、型から自然に離れやすくなります。取り出すときは、お皿をかぶせてひっくり返すだけでOK。
ただし、長くつけすぎるとゼリー全体がゆるくなるので要注意。お湯の温度と時間は控えめにが鉄則です。
水にさっとつけてはずす
急いでいるときは、水を使う方法が便利です。
40度くらいのぬるま湯を用意し、型の下半分ほどを5秒ほどつけます。それだけで、表面に微細な膨張が起き、ゼリーと型の間に空気が入りやすくなります。
お皿に移すときは、型を上下にトントンと軽くゆらしてから反転させましょう。力まかせに引っ張らないのがコツです。
シリコン型を使う
道具の見直しも、大きな解決策になります。
ゼリーがどうしても外れにくいなら、シリコン型への切り替えがおすすめです。柔らかくて弾力があるため、型を軽く押すだけでゼリーがスルンと抜けやすくなります。
100円ショップやキッチン専門店で、さまざまな形のシリコン型が手に入ります。かわいいデザインも多く、見た目をおしゃれにしたい方にもぴったりです。



コツさえつかめば、ゼリー型外しは怖くないんですね!
ゼリー型からきれいに外すコツ5選


ゼリーを美しく取り出したいなら、事前の準備とちょっとした気配りがポイント。
見た目も味のうち。だからこそ、崩れずツルンと外れるコツを知っておくと安心です。
基本のポイントをしっかり押さえることで、ゼリーが驚くほどスムーズに型から外れるようになりますよ。
1つ1つ丁寧に実践して、プロのような仕上がりを目指しましょう。
型の内がわをぬらしておく
ゼリー液を流し込む前に、型の内側を水で軽くぬらしておきましょう。
こうすることで、ゼリーと型の間にほんのわずかな水の膜ができ、型からするっと外れやすくなります。無色透明のゼリーでも気泡が目立ちにくく、見た目も美しくなります。
特に金属製やプラスチック型に効果的な方法です。水はつけすぎず、軽くくぐらせる程度がベスト。
固まりすぎないようにする
しっかり固めすぎると、型にぴったりくっついてしまいます。
ゼリーはぷるんと柔らかめに仕上げたほうが、型からの抜けが良く、舌ざわりもなめらかです。ゼラチンの量を控えめにするか、冷やしすぎないように調整してみてください。
レシピに書かれたゼラチン量を守るのがいちばんの近道です。
はずす前にしばらく室温に置く
冷蔵庫から出してすぐでは、うまく外れません。
冷たすぎると型との密着度が高まり、離れにくくなります。取り出す10〜15分前に常温に置くことで、ゼリーの外側だけがわずかにゆるみ、スルッときれいに抜けやすくなるんです。
外気温が高い夏場は5分程度でもOK。少し待つだけで失敗が減るので、ぜひ習慣にしてくださいね。
底を手であたためる
今すぐ外したいけど、お湯を用意する時間がない…そんなときは手の温もりを使いましょう。
型の底に両手をそっと当てて30秒ほど待つと、ほんの少しゼリーがゆるみます。短時間でも効果があり、特に小さい型で有効な方法です。
冷たいまま無理に取り出そうとするより、時間をかけて自然に外す方が型崩れも防げますよ。
ゆっくりゆらしてぬく
焦って振ったり叩いたりしていませんか?
ゼリーはとてもデリケート。無理な力をかけると、せっかく固めた形が崩れてしまいます。取り出すときは、型を左右に軽くゆらしたり、くるっと回すように動かして空気を入れるイメージで。
それでも出ない場合は、型のふちにそっと指先を入れて空気を送りこむと◎。無理なく外す動作が成功のカギです。



コツを知るだけで、見違えるほどきれいに外れますね!
ゼリーが取れないときの応急ワザ3つ


どれだけ気をつけていても、うまく外れないことはありますよね。
そんなときは、あわてずに応急ワザを使いましょう。崩れてしまっても、工夫次第でおしゃれにリカバリーできます。
もう失敗した…と落ち込む前に、この3つの方法を思い出してみてください。
思いがけず「おしゃれ」に見せるチャンスにもなりますよ。
つまようじで空気を入れる
あとちょっとなのに外れない…そんなときは、つまようじが活躍します。
ゼリーと型の間に、つまようじの先を1〜2mmだけ差し込みます。無理に突っ込まず、そっと空気を送りこむようにすると、パコッと外れる感覚が伝わってくるはずです。
このとき、ゼリーの表面を傷つけないよう慎重に操作するのがポイント。ゆっくり、優しくが合言葉です。
カップのまま盛りつける
どうしても外れないなら、無理に出す必要はありません。
むしろ、ゼリーカップのまま器として使えば、それがそのままおしゃれなデザートに。上にフルーツやホイップをのせるだけで、カフェ風の見た目に早変わりします。
ガラスカップや白い陶器ならそのまま食卓に出しても映えますし、洗い物も減って一石二鳥ですよ。
くずしてグラスに入れる
思いきって、ゼリーを「くずして」みるのもアリ。
スプーンなどでざっくりとくずし、グラスや小鉢に移せば、ジュレ風のデザートに大変身。ミントやカットフルーツを添えれば、おもてなしにも使えるほど華やかになります。
「失敗したゼリー」ではなく、「アレンジレシピ」に見えるのが嬉しいですね。



失敗すらおしゃれに変えられるって、ちょっと楽しくなってきますね!
まとめ|ゼリーが型から外れないときの対処法
今回は、ゼリー が型から取れないときの原因と対処法について紹介しました!
- 湯せんであたためる
- 型の内がわをぬらす
- ゆっくりゆらしてぬく
ゼリーが外れないときの原因や、型からきれいにぬくコツをまとめました。
家にある道具だけでできる応急ワザも紹介しました。



がんばって作ったゼリー、きれいに取れてうれしかったね。



ちょっとした工夫で見た目もかわいくなるので、ぜひ試してみてください。
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