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絵の具で青を作る方法|失敗しない混ぜ方と鮮やかに見せるコツ

絵具

絵の具で青を作りたいのに、思ったような色が出せなくて困ったことはありませんか?

「赤と黄色でオレンジは作れるのに、青はどうやって作るの?」と疑問に思う人はとても多いんです。

この記事では、絵の具で青を作る方法や失敗しやすいポイント、代わりに使える便利な色、さらには絵の具以外で青を表現する裏ワザまで分かりやすく解説します。

読み終えたころには、「青がなくても描ける!」という自信が持てるようになりますよ。

青を自由に表現できると、絵の楽しさも何倍にも広がります。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

絵の具で青を作るコツ5つ

絵の具で青を作るコツ5つについてお話しします。

それでは順番に見ていきましょう。

①実は青は混色では作りにくい

まず最初に知っておきたいのは、「青は混ぜて作るのが難しい」ということです。絵の具の三原色ではシアン・マゼンタ・イエローが基本ですが、市販の赤・黄・青の絵の具は少しずつ違う色味を持っているので、完全な「青」をゼロから作るのは正直不可能に近いんです。

例えば赤と黄色を混ぜればオレンジになるし、黄色と青を混ぜれば緑になりますよね。でも「赤+緑=青」みたいに単純にはいかないんです。だから「青が手元にないから混ぜて作ろう」と思っても、どうしても紫っぽくなったり緑っぽくなったりしてしまいます。

実際にやってみたことがある方なら、「あれ?思ってた青にならない…」ってなった経験があると思います。これはあなたの混ぜ方が悪いんじゃなくて、そもそも原理的に難しいだけなんですよね。

じゃあどうすればいいの?って思いますよね。ここからは、完全な青は難しくても「青っぽく見える色」を作る工夫や混ぜ方のコツを紹介していきます。安心してくださいね。

私自身も最初は「青って作れるんじゃない?」と思っていろんな色を混ぜました。でも何度やっても緑か紫に寄ってしまって、「あれ〜?」って首をかしげたんですよ。そんな経験をした人にこそ、これから紹介するテクニックが役立ちます!

②手持ちの色で青っぽく見せる工夫

「青そのものは作りにくい」ってお話をしましたが、それでも工夫次第で「青っぽく見せる」ことはできます。例えば黒をほんの少しだけ加えると、青寄りに見えるようになる場合があります。濃い影を利用して視覚的に青っぽさを強調できるんです。

また、白を混ぜて明るさを足すのも効果的です。鮮やかさは減りますが、淡い水色っぽさを演出できます。特に空や水の表現なら、この「白+青系統の混色」で十分に青らしく見せられます。

さらに背景の色を工夫するのもおすすめです。オレンジや茶色など、補色に近い色の横に置くと、相対的に青っぽく見えるんです。色って単体で見るより、周りとの組み合わせで印象が変わるんですよね。

「手持ちの絵の具でなんとかしたい!」っていうときは、この方法を試してみてください。色の世界は錯覚も味方につけられるので、意外と「青がないと描けない」ってことは少ないんですよ。

ちなみに私が学生のころ、水彩セットから青を全部使い切っちゃって…。仕方なく紫と緑をいじって「なんちゃって青」を作ったことがあります。でも仕上がりを見た友達は「普通に青じゃん!」って言ってくれて、ちょっと得意げになったのを覚えています(笑)。

③紫っぽい青を作る混ぜ方

青を作るときに「赤+青系」で混ぜると紫っぽい青になります。たとえば、赤に近いマゼンタとシアンを混ぜると、深みのある青紫が出せます。これは完全な青ではないけど、夜空や布の影など「ちょっと青みがかった紫」を表現するときに便利です。

具体的には「シアン7:マゼンタ3」くらいの割合を目安に混ぜるといい感じになります。赤を多めにすると紫が強く出てしまうので注意してください。試しにちょっとずつ混ぜてみるのがコツです。

紫っぽい青は、幻想的な雰囲気を出したいときにめちゃくちゃ役立ちます。夜の海や、夕暮れの空、アニメのファンタジー背景なんかにもよく使われる色合いですね。

私も夜景を描くときは、この「紫寄りの青」をよく使います。濃淡をつけると奥行きが出るので、「ただの青」より雰囲気がぐっと増すんですよ。最初は「なんか紫っぽいな〜」と思うかもしれませんが、描いてみると意外と自然に馴染みます。

なので、「青がない!」ってときは、この紫系の青を狙ってみるのもアリですよ。

④緑っぽい青を作る混ぜ方

次に紹介するのは「緑っぽい青」の作り方です。こちらは「シアン+イエロー」をちょっと工夫して混ぜると出せます。イエローの量を少なくすればするほど、青っぽい緑になります。

「シアン8:イエロー2」くらいで混ぜると、ターコイズに近い色が出てきます。これを少し暗めに調整すると、海の青やガラスの青っぽさが表現できるんです。

緑っぽい青は、自然の表現にすごく役立ちます。海、川、植物に反射する光、ガラス窓…。実際に自然の中の「青」って、純粋な青より緑みがかっていることが多いんですよね。

「思ってたより緑だな…」って感じても大丈夫。描いた全体のバランスを見ると、ちゃんと青に見えるから不思議なんです。視覚って面白いですよね。

私も海の絵を描くとき、はじめは「青がない!」って焦ったんですが、シアンと黄色で作ったこの緑寄りの青を使ったら、逆にリアルな海っぽくなって「おお〜!」ってなった経験があります。

⑤青をキレイに見せるちょっとしたテク

最後は「青をキレイに見せるためのちょっとしたテクニック」です。実は青そのものより、「青に見える工夫」のほうが大事だったりするんです。

例えば隣に置く色。オレンジや茶色など、青の補色をそばに置くだけで、青がぐっと鮮やかに見えるんです。また、周囲を暗めにして青の部分だけを明るめにすれば、相対的に青が目立ちます。

さらに、青系の色を重ね塗りするのも効果的です。シアンの上に群青をちょっと乗せると、奥行きのある青になります。逆に白を少し混ぜれば、水色っぽさや透明感が出ます。

つまり「青を作る」のではなく「青に見せる」工夫をするのがポイントなんです。これは絵を描いていくうちにだんだん身についていきますよ。

私も最初は「青がない=描けない」って思ってたんですが、補色や背景の工夫を知ってからは、むしろ表現の幅が広がったんです。青って奥深いなぁ〜って思いますよ。

青を作るときにやりがちな失敗4つ

青を作るときにやりがちな失敗4つについて解説します。

「あれ?全然青にならないじゃん…」と思ったことがある人は、だいたいこの失敗をしていることが多いです。それでは順番に見ていきましょう。

①くすんでグレーっぽくなる

青を作ろうとして、ついつい色を何種類も混ぜすぎてしまうと、濁ってグレーっぽくなってしまうことがよくあります。特に赤を入れすぎると、一気に彩度が落ちて灰色っぽくなってしまうんです。

これは「補色同士を混ぜると濁る」という色の原理が関係しています。青に赤を混ぜると紫まではいきますが、さらに黄色が加わったりすると、三原色が揃ってしまって一気に灰色寄りに…。鮮やかさが消えるんですね。

対策としては、「混ぜすぎないこと」が大事です。青系を作りたいときは、基本的に2色までにとどめてください。シアン+マゼンタなら紫寄り、シアン+イエローなら緑寄り、とシンプルに割り切るのが一番うまくいきます。

私も最初は「もうちょっと赤足せば理想の青になるかも?」と混ぜ続けて、最終的にドブ色みたいになった経験があります(笑)。混ぜるほど鮮やかさは失われるので、思い切って「これでOK!」と止める勇気が大事なんですよ。

②紫や緑に寄りすぎる

青を作るときの典型的な失敗が「紫か緑に寄ってしまう」ことです。これはある意味、仕方ない部分もあるんです。なぜなら完全な青を作るのは難しいから。

例えば赤寄りの色を混ぜすぎると紫に、黄色寄りを混ぜすぎると緑に傾いてしまいます。つまり「青を作ろうとすると紫か緑になりがち」というのは、ごく自然な現象なんです。

この場合のコツは「どっちに寄せるか最初から決めておく」ことです。夜空を描きたいなら紫寄りの青、海を描きたいなら緑寄りの青、とテーマを先に決めて混ぜると、結果が失敗ではなく「表現の一部」になります。

私も昔「完璧な青を作るぞ!」と頑張ったけど、どうしても紫っぽくなってしまって悔しい思いをしました。でも後から描いた絵を見返すと、むしろ幻想的な雰囲気が出ていて「これはこれでアリだな」と思えたんです。

だから、「紫っぽい青」「緑っぽい青」として割り切って楽しむのもおすすめですよ。

③乾いたら思った色と違う

絵の具の厄介なところは「乾くと色が変わる」ことです。特に水彩やアクリルは、乾くと1〜2段階暗く見えるんですよ。混色したときはいい感じでも、乾いたら「あれ?こんなに暗かったっけ?」となるのはよくある失敗です。

対策としては「想定より少し明るめに作っておく」こと。最初から余裕を持って調整すれば、乾いたあとも狙った色に近づきます。また、試し塗りをして乾燥を確認してから本番に使うのも安心です。

私自身も「この水色めっちゃいい!」と思って背景に使ったら、乾いてからただの灰色っぽい水たまりになってショックを受けたことがあります(笑)。それ以来、必ず端っこに試し塗りしてから使うようにしています。

少しの工夫で防げる失敗なので、ここはぜひ意識してみてくださいね。

④暗くなりすぎてしまう

「青を深くしたい!」と思って黒を混ぜすぎると、真っ黒に近くなってしまい「青らしさ」が消えてしまうことがあります。これもよくある失敗のひとつです。

暗さを出したいときは、黒ではなく「補色の少量」を混ぜるのがコツです。例えば群青にオレンジをほんの少し足すと、青の鮮やかさを残しながら落ち着いた色合いになります。

また、濃淡の調整は塗り重ねで行う方法もおすすめです。透明水彩なら水を少なく、アクリルや油絵なら絵の具を厚めに塗ることで自然に深みが出せます。

私は最初、影を出したくて黒を足したんですが、仕上がりは「ただの黒…」になってがっかりしました。そこから補色や塗り重ねを試したら、むしろ深みのある表現ができるようになったんです。

「暗さ=黒」ではなく、「暗さ=工夫」で出すと失敗しにくくなりますよ。

鮮やかな青を描くためのアイデア5つ

鮮やかな青を描くためのアイデア5つについてお話しします。

青をよりキレイに見せるためのコツを知っておくだけで、絵全体の雰囲気がグッと良くなります。それでは詳しく解説していきますね。

①白を混ぜて明るさを足す

青をそのまま使うと、意外と重たく見えることがあります。そんなときは、白を少し混ぜるだけで一気に明るさと透明感が出てきます。特に空や水を描くときには効果的で、爽やかな印象に仕上がるんです。

例えば群青に白を混ぜると、淡いスカイブルーになります。ターコイズに白を加えれば、南国の海のような鮮やかさに近づきます。混ぜる量を変えるだけでバリエーションが広がるので、試してみる価値ありです。

ただし混ぜすぎると青みが弱くなって「ほぼ水色」になってしまうので、バランスは大切。少しずつ混ぜて調整するのがポイントです。

私も夏の空を描くときに、白をうまく使うことで「まさにあの青空!」っていう色が出せたときは感動しました。白ってただ明るくするだけじゃなくて、青の魅力を引き出す魔法みたいな存在なんですよね。

②にごる色はできるだけ避ける

青を鮮やかにしたいのに、気づいたら濁ってしまう…。そんな経験ありませんか?原因は「補色に近い色を混ぜてしまった」ことが多いです。青に赤やオレンジを入れると一気にくすんでしまうんです。

鮮やかさを残したいなら、同系色か近い色を選んで混ぜるのがコツです。シアン+群青、ターコイズ+白など、青の仲間同士を組み合わせると鮮やかさを保ったままニュアンスを変えられます。

「この色混ぜたらどうなるかな?」と好奇心で試すのも楽しいですが、本番の絵ではできるだけ濁らないように気をつけるのがおすすめです。

私は昔、空の色にちょっと赤を足して夕焼けっぽくしようとしたら、ただのドブ色になって泣きました(笑)。色選びひとつで鮮やかさが変わるので、そこを意識するだけでグッと仕上がりが良くなりますよ。

③水彩なら水の量を工夫する

水彩絵の具は、水の量で発色が大きく変わります。水を多めにすると透明感のある淡い青、水を少なめにすると濃い鮮やかな青になります。つまり、混色しなくても水の調整だけで雰囲気をコントロールできるんです。

特に空や水を描くときは、グラデーションを意識して水の量を変えてみると自然な仕上がりになります。上のほうは濃い青、下のほうは淡い青…と水で調整すれば、まるで写真のような空気感が出せます。

私も水彩で海を描いたとき、同じ青の絵の具を使っているのに、水の量を変えるだけで深海から浅瀬まで表現できて「水彩ってすごい!」と感動しました。水彩を使う方は、ぜひ水の量を意識してみてくださいね。

④アクリルや油絵は下地で調整する

アクリルや油絵の場合は、水彩のように水で調整できないぶん、下地の色で鮮やかさをコントロールします。白い下地に塗れば明るく見え、黒や茶色の下地に塗れば深みのある青になります。

特にアクリルは発色が強いので、下地の色を工夫するだけで印象がガラッと変わります。青を鮮やかに見せたいなら、白や明るいグレーを下地にするのがおすすめです。

油絵の場合は重ね塗りで深みを出すのが基本。薄い青から始めて、上に少しずつ濃い青を重ねると、奥行きのある色合いになります。これが「油絵ならではの青の美しさ」なんですよ。

私が初めてアクリルで空を描いたとき、下地を何も考えずに茶色にしたら、どうしてもくすんだ空になってしまいました。それからは白を下地にして描いたら、驚くほど鮮やかに仕上がって「これだ!」と嬉しくなりました。

⑤周りの色で青を引き立てる

最後のコツは「青そのもの」ではなく「周りの色」で青を引き立てる方法です。色は単体で見るより、隣に置かれた色によって印象が変わります。

例えば青の補色であるオレンジを横に置くと、青がより鮮やかに見えます。逆に青に近い色ばかり並べると、青の存在感は薄れてしまいます。

また、背景を暗くして青を明るくすれば、青が光っているように感じられます。逆に周りを明るくして青を濃くすれば、落ち着いた雰囲気になります。

私はよく青い服を描くとき、背景にオレンジや黄色を入れて「青が主役!」って感じに仕上げます。これだけで同じ青でも全然見え方が変わるんですよ。

つまり、「青をどう混ぜるか」だけじゃなく「周りをどうするか」も考えると、より鮮やかで魅力的な青を表現できます。

青の代わりに便利な色3つ

青の代わりに便利な色3つについて紹介します。

「青を作るのは難しいけど、代わりになる色を上手に使えばいいんだ!」と思えたら、表現の幅はぐっと広がります。それでは順番に見ていきましょう。

①シアンを使ってみる

絵の具セットに入っていないこともありますが、「シアン(cyan)」は青の代わりとして最強クラスに便利です。シアンは絵の具の三原色のひとつで、印刷などでも基本になる色なんです。

シアンそのものはやや緑寄りの青ですが、白を混ぜれば水色、マゼンタを混ぜれば紫寄り、黄色を混ぜればターコイズっぽくと、自由自在に調整ができます。つまり「青の中心」みたいな役割をしてくれるんですよ。

私が初めてシアンを使ったとき、「あ、これが欲しかった青だ!」と感動したのを覚えています。特に空や海を描くときは、シアンがあると一気に表現が楽になります。

もしお手元の絵の具に青がなくて困っているなら、シアンを一本買っておくのをおすすめします。使い勝手の良さに驚くと思いますよ。

②群青で落ち着いた青を出す

青の代わりとして人気なのが「群青(ぐんじょう)」です。深みのある青紫で、昔から日本画や油絵でも愛用されてきた伝統的な色です。ちょっと渋めの落ち着いた印象が特徴です。

群青は明るい空の青というより、夜空や影、水の深い部分などを描くときにぴったり。シアンほど鮮やかさはないけれど、そのぶん大人っぽい雰囲気を出せるんです。

例えば表にするとこんな感じです。

用途シアン群青
◎(明るく鮮やか)△(やや暗め)
◎(南国の海向き)◎(深海や夜の海向き)
影・夜空△(薄い印象)◎(落ち着きあり)

私自身も、夜景や幻想的な雰囲気を描くときは必ず群青を使います。深みのある青は、見ているだけで心が落ち着くんですよね。「大人っぽい青」を求めているなら群青がおすすめです。

③ターコイズで鮮やかさをプラス

「もっと明るく鮮やかな青が欲しい!」というときに活躍するのが「ターコイズ」です。ターコイズは青緑に近い色で、南国の海や宝石のターコイズブルーを思い出させるような、華やかで元気な印象を持っています。

普通の青ではちょっと重たいな…と思うときでも、ターコイズなら軽やかで明るい雰囲気を出せます。アクセントとして部分的に使うのもおすすめです。空や海の一部にターコイズを混ぜるだけで、一気に「鮮やか!」という印象になります。

私は旅行で見た沖縄の海を絵にしたとき、ターコイズを使ってみたんですが、出来上がった絵を見て「本物みたい!」と友達に言われました。鮮やかさが欲しい場面では本当に頼りになる色です。

ターコイズは、気分を明るくしてくれる効果もあるので、見ていて楽しい色なんですよね。絵の具箱に一本あると安心できる色のひとつです。

絵の具以外で青を表現するアイデア4つ

絵の具以外で青を表現するアイデア4つを紹介します。

「青の絵の具がないから描けない…」と思ってしまうかもしれませんが、実は工夫次第で別の方法からも青を表現できるんです。それでは見ていきましょう。

①色鉛筆やクレヨンを組み合わせる

絵の具にこだわらなくても、手元にある色鉛筆やクレヨンを使えば青を簡単に表現できます。水彩絵の具で背景を塗り、仕上げに色鉛筆で青を足すだけでも印象はガラッと変わります。

クレヨンならしっかりとした発色で、上から絵の具を弾いて独特の質感を出すことも可能です。逆に色鉛筆なら細かい部分や繊細なタッチを補うのに便利です。

私自身も空や海を描くときに、絵の具の上から青色鉛筆で重ねることがあります。これだけで奥行きや透明感が出て、「ただの塗り」から「絵らしい仕上がり」に変わるんですよ。

②デジタル補正もアリ

最近ではスマホやPCで撮影・スキャンした絵をデジタル補正する人も増えています。例えば手元の絵の具ではどうしても理想の青が作れなくても、スキャンして色味を調整すれば一発で解決できます。

「それってズルじゃない?」と思うかもしれませんが、今ではアートの世界でも当たり前の技術。むしろアナログとデジタルを組み合わせることで、新しい表現が広がります。

私も展示用に作品をデータ化したときに、「もっと青を強くしたいな」と思って色調補正をかけました。結果的に印刷物は見事に鮮やかで、見てくれた人からも好評だったんです。便利な道具はどんどん使ったほうがいいと思いますよ。

③重ね塗りで深い青を作る

混ぜて青を作るのが難しいなら、「重ね塗り」で深さを出すのもアリです。シアンを塗った上から群青を少し重ねたり、ターコイズの上に透明なブルーをかけたりすることで、単色には出せない奥行きが生まれます。

特に透明水彩では、下の色が透けて見えるので重ね塗りの効果は抜群。少しずつ塗り重ねていくだけで、深海のような深い青や夜空の神秘的な青を表現できます。

私も水彩で夜空を描いたとき、最初はただの濃い青でつまらなかったんですが、群青と紫を交互に重ねることで一気に立体感が出ました。重ね塗りって、簡単なのに驚くほど効果があるんですよね。

④背景とのコントラストで青を強調する

最後に紹介するのは「背景とのコントラストを利用する方法」です。青を強調したいなら、あえて周囲にオレンジや茶色など補色系の色を置くと、相対的に青が鮮やかに見えます。

例えば夜空の青を引き立てたいときに、街灯のオレンジをちょっと入れると一気に雰囲気が出ます。青そのものをいじらなくても、見え方が変わるんです。

私もよく空や水の青を描くときに、この「補色コントラスト」を意識します。青を作ろうと必死になるより、「どう見せるか」を工夫したほうが簡単で楽しいんですよね。

結局のところ、青は「絶対にこの色でなければならない」というものではなく、「青らしく見える工夫」が大切なんです。絵の具に頼らず、周りの色や描き方で青を表現してみてください。

まとめ|青作り方 絵の具で自由に表現しよう

青を作るときの失敗例
くすんでグレーっぽくなる
紫や緑に寄りすぎる
乾いたら思った色と違う
暗くなりすぎてしまう

青作り方 絵の具についてまとめると、完全な青を混色で作るのは難しいけれど、工夫次第で十分に「青らしく見せる」ことはできます。

紫寄りや緑寄りに寄ってしまうのは自然なことなので、それを逆に活かせば空や海、夜景など幅広い表現が可能になります。

また、白やシアン、群青、ターコイズといった便利な色を取り入れれば、もっと鮮やかで多彩な青が描けます。

さらに、絵の具以外に色鉛筆やデジタル補正を組み合わせるのも有効です。背景とのコントラストや重ね塗りを工夫すれば、青そのものを変えなくても「青らしさ」を演出できます。

大切なのは「青を作る」ことにこだわりすぎず、「青を表現する」ことを楽しむ姿勢です。そうすれば、絵を描く時間がもっと自由でワクワクするものになりますよ。

色彩の原理についてもっと詳しく知りたい方は、文部科学省の学習指導要領や、Adobe カラーホイールも参考になります。

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