
寸志の封筒って、何て書けばいいんだろう…?
そんなとき、迷わずに答えられますか?



実は、「寸志」と書いていいのは、目下の人に渡すときだけなんです。
上司や取引先には、書き方を間違えるとちょっと失礼になってしまうことも。封筒の選び方や筆記具にも、意外とマナーがあるんです。
この記事では、表書き・中袋・裏面の書き方から、封筒の選び方まで、初めてでも安心して準備できるようにやさしく解説します。
「社会人として恥をかきたくない」「ちゃんとマナーを守って渡したい」——そんなあなたのための記事です。
- 渡す相手別の表書きの選び方(上司・同僚・取引先など)
- 封筒の種類・水引・中袋の有無など、正しい選び方
- 筆記具・裏書き・封筒の向きまで、マナーを総まとめ
寸志とは?意味と使い方をやさしく解説
「あれ、寸志ってどういう意味なんだろう?」
歓迎会や送別会の幹事を任されたとき、上司や先輩から「これ、寸志ね」と封筒を手渡された経験、ありませんか?なんとなく「お金が入ってる…ありがたい!」とは思ったけど、実は意味や使い方をちゃんと理解していない、そんな方も多いはず。
でも安心してください。ここでは、寸志の意味から使い方まで、社会人として恥をかかないために必要なポイントを、わかりやすく丁寧に解説していきます。
社会人として知っておきたい「贈り物のマナー」。その第一歩として、まずは「寸志」からしっかり押さえていきましょう。
「寸志」ってどういう意味?意外と知らない語源と由来
「寸志(すんし)」という言葉、見た目はカタイですが、意味は意外とシンプルです。
ざっくり言うと「ほんの少しですが、お気持ちです」という意味。お金を包んで渡すときに、へりくだった表現として使われます。
もう少し詳しく説明すると、「寸」は“わずか”や“ちょっと”を表す漢字で、「志」は“気持ち”や“こころざし”の意味。合わせて「ほんのわずかな気持ち」となり、「たいしたものではありませんが、受け取ってくださいね」というニュアンスになります。
この表現、日本独特の“謙遜文化”が色濃く反映されていて、相手に敬意を示しつつ自分は控えめにふるまう場面でよく使われるんです。
たとえば歓迎会で、上司が「これは寸志だから、みんなで楽しくやってね」と渡してくれると、「あ、この人、ちゃんと気にかけてくれてるんだな」と思いますよね。それって言葉選びやマナーがちゃんとしているからこそ伝わる気配りなんです。
「ほんの気持ちです」なんて謙虚に言いながら、実際は1万円包んでる…なんてことも。日本人らしい奥ゆかしさがにじみ出てます。
寸志を渡すのはどんなとき?歓迎会・送別会・お礼など
では、具体的に「寸志」ってどんな場面で使うのでしょうか?
よくあるのが、職場での飲み会や食事会です。特に歓迎会、送別会、達成会(目標達成など)といったイベントでは、「幹事さん、これ使ってね」と上司や先輩が寸志を出すことがよくあります。
このときの寸志は、「いつもありがとう」「おつかれさま」「盛り上げてね」といった気持ちを、封筒に込めて渡しているんですね。
- 新入社員の歓迎会
- 退職・異動の送別会
- チームの達成会や反省会
- 年末の納会や仕事納め
- 取引先との懇親会
また、目上の人が目下の人に何かしてもらったときのお礼として「寸志」を渡すケースもあります。たとえば、「休日出勤ありがとう」といった労いの気持ちや、「幹事をやってくれて助かったよ」といったねぎらいの意味でも使われます。
ただし、こうした「寸志」はあくまで“感謝の気持ち”であって、報酬や謝礼とはちょっと違います。この違いを知っておくことも社会人として大切なんですよ。
「寸志=目下の人へ」は本当?知っておきたい上下関係のマナー
ここで多くの人が疑問に思うのが、「寸志って、目上の人に渡していいの?」ということ。
結論から言うと、寸志は“目下の人に渡す”ときだけに使う言葉です。つまり、あなたが上司や先輩など目上の方に封筒を渡すなら、「寸志」とは書かないようにしましょう。
というのも、「寸志」には“自分はへりくだっている”という前提があるため、目上の人に使ってしまうと逆に失礼になってしまうんです。これは意外と知られていなくて、実際に「寸志」と書いて上司に渡してしまい、「これはまずいよ」と指摘された若手社員のケースもあります。
では、上司や取引先など目上の方に渡すときはどう書けばいいのか?
その答えは「御礼」や「御挨拶」、「心ばかり」などの表現です。相手に敬意を払いながら、気持ちを伝える柔らかい言葉を選ぶのが正解です。
社会人としての信頼感は、こういった“ちょっとした言葉選び”にもにじみ出ます。迷ったら「目上の方には『寸志』はNG」と覚えておけば安心です。
寸志とお礼・御礼・志の違いとは?
「寸志」の他にも、「御礼」「志(こころざし)」「粗品」など、封筒に書かれる表現はたくさんあります。
でも、どれも同じようで実は意味や使い方が少しずつ違うんです。混同しやすいこれらの違いを、シンプルにまとめてみました。
- 寸志:目上から目下へ感謝の気持ち
- 御礼/お礼:目上・目下問わず使える万能表現
- 志(こころざし):弔事や葬儀などで使う丁寧語
- 粗品:お土産やちょっとしたお返し用
たとえば、同僚に食事をごちそうしてもらったお返しに封筒を渡すなら「御礼」。上司に退職のご挨拶で渡すなら「御挨拶」。部下への差し入れ的にお金を渡すなら「寸志」。
状況に合わせた言葉選びができると、「この人、ちゃんとしてるな」と一目置かれる存在になります。



「寸志」は目下の人へ。上司には「御礼」が正解です!
寸志封筒の種類と選び方【間違えやすいポイントも解説】
「寸志って…どんな封筒に入れたらいいの?」
いざお金を包もうとしたとき、文房具売り場で立ち尽くしたこと、ありませんか?のし袋?白封筒?水引って?…慣れていないと、どれを選べばいいか本当に迷いますよね。
でも大丈夫。ここでは初心者でも迷わない「封筒選びの基本」と「間違えやすいポイント」をやさしく解説します。
どんな封筒を選ぶかで、印象は意外と大きく変わります。TPOに合った封筒を選べるようになれば、自信を持って寸志を渡せるようになりますよ。
のし袋と白封筒、どっちを使えばいいの?
まず最初の選択肢が、「のし袋」か「白封筒」か。
結論から言うと、職場の歓迎会や送別会などカジュアルな場面なら、白封筒でOKです。金額が少ない場合や、形式ばらない場で使われることが多いです。
一方で、取引先との正式な会食や、お世話になった方へのしっかりとしたお礼の場合は、水引付きののし袋を選ぶと失礼がありません。封筒の装飾=あなたの気遣い、とも言えるんです。
- 白封筒:社内用、少額、お礼・ねぎらいに
- のし袋:対外的、丁寧な贈り物、金額が多い場合
のし袋のほうがフォーマルですが、使うシーンを考えて選ぶのが大事。誰に渡すか?どんな場面か?を意識して選びましょう。
水引の有無や色に意味はある?最適なデザインを選ぶコツ
のし袋に付いている「水引」。実は色や結び方にも意味があるってご存知でしたか?
特に注意したいのが、水引の「色」と「結び方」です。結婚祝いの“紅白の結び切り”などを間違って寸志に使ってしまうと、大きなマナー違反に。
- 紅白蝶結び:繰り返しても良いお祝い・日常の場面に◎
- 紅白結び切り:結婚祝い、弔事で使用。寸志にはNG
- 金銀水引:フォーマルなシーンに使われる
- 水引なし:白封筒などカジュアルな場面
つまり、寸志用には「紅白蝶結び」がベスト。何度あってもいい喜び事という意味が込められており、職場のイベントにもぴったりです。
もし水引の種類に迷ったら、「紅白・蝶結び」を選んでおけば安心ですよ。
中袋あり・なし?金額が多い場合はどうする?
のし袋や封筒の中には、「中袋(中包み)」が付いているものもあります。
この中袋、実は金額や名前を記載するために使うもので、1万円以上の金額を包む場合には付けるのがマナーとされています。
封筒を開けたときに中袋があると、丁寧さがグッと伝わりますし、金額や贈り主が分かりやすいので相手も安心です。
- 1万円未満 → 中袋なし(簡易封筒でもOK)
- 1万円以上 → 中袋付き(名前・金額記載)
金額に応じて中袋の有無を使い分けるのも、立派な気配りです。
コンビニ・文房具店で買えるおすすめ封筒も紹介
「今すぐ封筒が必要!でもどこで買えるの?」そんなときに頼れるのが、コンビニや文房具店です。
最近ではセブンイレブンやローソンなどの大手コンビニでも、ミニサイズの金封や白封筒が売られています。数百円で買えるものが多く、急ぎの場面でも安心です。
また、文房具専門店や100円ショップでも充実したラインナップがあります。ただし、100均の場合は水引の結び方や色に注意して選びましょう。
- セブンイレブン:御礼袋、白封筒セット
- ダイソー・キャンドゥ:のし袋3枚セットなど
- ロフト・東急ハンズ:中袋付き金封、上質紙タイプ
大切なのは、値段よりも“心がこもっていること”。シンプルでも丁寧に選ばれた封筒は、受け取った相手にもちゃんと伝わります。



白封筒でOKなシーンも多いから、まずは落ち着いて選ぼう!
寸志封筒の表書きは何と書く?具体的な例文で解説
封筒は買った。お金も準備した。……でも、いざ表書きになると手が止まる。
「寸志」って書けばいい?「御礼」じゃダメ?なんとなく不安になりますよね。
でも大丈夫。このパートでは、表書きの書き方を、状況や相手別にわかりやすく解説します。書き間違えても慌てないよう、対処法までしっかりお伝えしますね。
しっかりポイントを押さえれば、誰に渡しても恥ずかしくない表書きが書けるようになりますよ。
基本の表書き:「寸志」「御礼」どちらが正解?
結論から言うと、「寸志」は目下の人に渡す場合のみOKです。
つまり、あなたが部下や後輩、社内の若手にお金を渡す立場なら「寸志」で問題ありません。上司や目上の人に渡すなら、「御礼」や「御挨拶」といった表現を使いましょう。
- 目下の相手:寸志/粗品/心ばかり
- 目上の相手:御礼/御挨拶/感謝
例えば、部下の送別会で「今までありがとう」と渡すなら「寸志」。一方、上司への退職の挨拶に添える場合は「御礼」や「御挨拶」にするのが無難です。
封筒に書く文字ひとつで、相手の印象はガラッと変わります。慎重に、でも迷いすぎず、基本だけ押さえておきましょう。
渡す相手別の表書きの使い分け(上司・同僚・取引先など)
表書きは「誰に渡すか」で言葉を選ぶのが鉄則です。
ここでは、相手別に使える表書きをわかりやすく分類してみました。迷ったときは、以下を参考にしてください。
- 上司・先輩:御礼、御挨拶、感謝
- 同僚・同期:御礼、心ばかり
- 後輩・部下:寸志、心ばかり、粗品
- 取引先:御礼、御挨拶
- 社外の知人:感謝、謹呈
相手に敬意を伝えたいときほど、無難で丁寧な言葉を選ぶのがポイント。ビジネスでは「御礼」「御挨拶」がオールマイティに使えるので覚えておくと便利です。
表書きの文字は縦書き?横書き?サイズや配置のルール
表書きは、基本的に縦書きがマナーです。
中央に大きめの文字で「寸志」や「御礼」などの言葉を記し、その下にやや小さめでフルネームを書きます。文字サイズにメリハリをつけると、見た目もぐっと整います。
- 筆記具:筆ペンが基本。なければ濃い黒のペンで
- 文字色:黒一択(青・赤・シャープペンはNG)
- 書く場所:中央に表書き、右下に氏名
もし横書きの封筒しか手元にない場合は、無理に縦にせず、右上に「御礼」などと横書きしても大丈夫。大切なのは、「気持ちを込めて丁寧に書くこと」です。
表書きを失敗したときの対処法(修正・書き直し)
「あっ……書き間違えた!」
緊張して手が震えたり、漢字を間違えたり。封筒って、一発勝負だからこそプレッシャーがありますよね。
でも、修正液や二重線での修正は絶対NGです。不自然な修正は失礼にあたりますし、やはり見た目もよくありません。
書き間違えたら、素直に新しい封筒に書き直しましょう。予備を2〜3枚用意しておくと安心です。
また、「字が汚くなってしまった」と悩む方もいますが、実は大事なのは“字の美しさ”よりも“丁寧さ”。ゆっくり、まっすぐ、気持ちを込めて書けば、ちゃんと伝わりますよ。



間違えたら新しい封筒に!丁寧に書けば大丈夫◎
寸志封筒の書き方マナー【中袋・裏面・筆記具など】
表書きはOK。中身も入れた。……でも、ふと手が止まる。
「筆記具はこれでいいの?裏側って何か書くの?」「中袋って書く必要ある?」
そんな疑問が頭をよぎる瞬間、ありますよね。でも大丈夫。封筒の“中と外”、そして“書き方のマナー”をここでしっかり押さえていきましょう。
「字が下手だから…」と尻込みせず、大事なのは“丁寧に書く”という心です。さっそく見ていきましょう!
筆記具は何を使えばいい?ボールペン・筆ペン・万年筆の違い
まずは「何で書くか?」という筆記具選びから。
基本は黒の筆ペンです。特に、表書きは濃い黒でしっかりと書くのがマナーとされています。
- 筆ペン:最も丁寧。毛筆タイプは慣れが必要
- サインペン:初心者でも書きやすく、太さも◎
- ボールペン:基本はNG。中袋・裏面なら可
- 万年筆:使い慣れているならOK。ただし濃い黒限定
「筆ペンは苦手…」という方は、ぺんてるやくれ竹のサインペンタイプ(中字〜太字)がおすすめ。書きやすくてにじみにくいので、初心者にも安心です。
字に自信がなくても、太めのペンで堂々と書けば、それだけで見映えも気持ちも伝わりますよ。
中袋の書き方:金額や名前、住所は必要?
のし袋に「中袋」がついている場合、中袋には金額と名前を書くのが基本です。
- 表面中央上:金額(「金〇〇円」)
- 裏面下:名前(住所は不要)
金額は、旧字体を使って「金壱萬円也」などと書くとより丁寧ですが、「金一万円」でも失礼にはなりません。筆記具は黒のサインペンか万年筆でOKです。
金額の「金」は忘れずに!これがあるだけで、グッと格式が上がります。
裏面の書き方:縦書き?横書き?のり付けする?
封筒の裏面、何を書けばいいの?と思う方も多いですよね。
実は、表面に名前を書いてあれば、裏面は無記入でもOKです。
ただ、丁寧さを重視するなら、裏面の左下に「氏名(+住所)」を縦書きで書くのもよいでしょう。封をするのり付けは、基本的には貼っておくほうがマナー的に◎です。
- 縦書き推奨。名前のみでOK
- 封は軽くのり付け。のりしろに印を入れても◎
- テープやホチキス止めはNG
印象アップのひと手間で、「この人、しっかりしてるな」と思ってもらえるかもしれませんよ。
濃淡・文字の太さ・字の綺麗さよりも大切なこととは?
「字が汚いから、人前で封筒書くのイヤなんですよね…」そんな声もよく聞きます。
でも実は、字の美しさよりも大切なのは“気持ち”です。
急いで書いたような薄い字よりも、ゆっくり丁寧に書かれた字のほうが、相手の心に残るものなんです。線が多少曲がっても、まっすぐな気持ちは伝わります。
封筒の書き方ひとつで、相手に与える印象もガラッと変わります。だからこそ、「丁寧に書こう」と思える気持ちが、何よりのマナーなんです。



筆ペンじゃなくてもOK!丁寧に心をこめて書こう♪
渡すときのマナーとタイミング【言葉遣いもセットで】
封筒の中身もバッチリ。表書きも丁寧に書けた。
あとは「渡すだけ」……なんだけど、実はここで印象が大きく変わるんです。
そう、封筒の“渡し方”と“ひと言”のマナー。ここをスマートにできるかどうかで、「あ、この人しっかりしてる」と思ってもらえるかが決まります。
ここでは、「誰に・いつ・どうやって渡せばいいか」まで、やさしく丁寧に解説していきますね。
渡すタイミングはいつがベスト?会の最初?終了後?
「寸志って、いつ渡すのが正解?」と悩む方も多いですよね。
基本は会が始まる前か、終了後。相手が落ち着いていて、周囲の目が気にならないタイミングがベストです。
- 開始前:幹事や進行役に「こちら、寸志です」と渡す
- 終了後:感謝の言葉と一緒に渡すと好印象
- 乾杯中や歓談中は避ける
- タイミングを逃したら、別日にそっと渡すのも◎
ポイントは「相手の手が空いているとき」「落ち着いた空気のとき」。その一瞬を逃さず、サッと渡すのが大人のスマートさです。
添えるべき一言:実際に使える例文5選
ただ無言で渡すより、ひと言添えるだけで印象は大きく変わります。
ここでは、シーンに応じた実用的な「ひと言」を5つご紹介します。ぜひそのまま使ってみてください。
- 「本日はよろしくお願いいたします。こちら寸志ですが…」
- 「お世話になっております。心ばかりですがお納めください」
- 「準備など大変かと思いますが、少しでもお役に立てればと思いまして」
- 「ささやかですが、皆さまで使ってください」
- 「お気持ち程度ですが、いつもありがとうございます」
大切なのは、丁寧であること。そして“さりげなさ”。押しつけがましくならない言い回しを意識すると、好印象につながります。
手渡しの仕方:封筒の向き・両手・お辞儀のタイミング
続いては、「どうやって渡すか?」という所作の部分。
これも難しく考える必要はありませんが、基本の3つの所作だけ覚えておくと安心です。
- 両手で渡す(片手NG)
- 封筒の表面を相手に向ける
- 渡す前後に、軽くお辞儀を添える
座って渡すときは、少し体を乗り出すようにして丁寧さを演出。立っている場合は、封筒を胸の高さに持ってからスッと差し出しましょう。
自然な所作で、「この人、きちんとしてるな」と思ってもらえますよ。
渡し方で印象が変わる?好印象を与えるポイント
寸志を渡すという行為そのものは同じでも、「印象」は渡し方で大きく変わります。
たとえば、手渡しのタイミングがバタバタした会の中盤だったり、封筒を雑に出してしまったりすると、せっかくの気遣いも伝わりにくくなってしまいます。
反対に、ほんの少しの丁寧さ——たとえば、封筒の向きを気にする・目を見て話す・自然な笑顔を添える。こうした“所作”に気を配れるだけで、相手の受け取り方は大きく変わるんです。
つまり、マナー=堅苦しさではなく、「相手を思う気持ち」のカタチ。そう思えば、ちょっと背筋も伸びてきませんか?



渡すときのひと言と笑顔が、いちばんのマナーだよ◎
よくある失敗例と注意点【社会人として恥をかかないために】
「間違った書き方してないかな…」
せっかく丁寧に準備した寸志封筒でも、最後のひと手間で台無しになってしまうことも。ここでは、実際によくある失敗パターンを具体的に紹介しながら、「どう防ぐか?」もセットで解説します。
「こうなりたくない!」を先に知っておくことで、自信を持って寸志を準備できるようになりますよ。
「寸志」って書いたら上司に怒られた…本当のNGパターン
これは本当に多い失敗です。
退職する上司にお礼を込めて封筒を渡そうとした若手社員が、封筒に「寸志」と書いてしまい、あとから先輩に「それは失礼にあたるよ」と注意されてしまったというケース。
先ほども触れましたが、「寸志」は目上から目下への表現です。目上の人に使うと、「あなたに対してはこの程度」と受け取られかねないんです。
上司や取引先には、「御礼」「御挨拶」などの敬語表現に変えるのが正解。心のこもった気遣いも、言葉ひとつで逆効果になることがあるので、慎重に選びましょう。
水引が結婚式用だった!? 意外とやりがちな封筒選びのミス
のし袋って見た目が似ているので、パッと見ただけでは気づきにくいのが落とし穴。
実は、水引の色と結び方には意味があります。
結婚式用は「結び切り」タイプが多く、一度きりのお祝いを意味します。一方、寸志は「何度あってもいい出来事」に使うため、「蝶結び」が正解。
- NG:紅白の結び切り → 結婚祝い用
- OK:紅白の蝶結び → 寸志・一般行事に
購入時にパッケージをよく見て、「寸志用」や「御礼用」の表記があるものを選ぶと安心です。
100均封筒はOK?TPOに合った封筒を選ぼう
「急ぎだったから…」と100円ショップで購入する方も多いですよね。
結論から言うと、使う相手とシーン次第ではOKです。たとえば、気心知れた同僚や、軽いお礼として渡す場面では、100均の封筒でも十分です。
ただし、上司や取引先など、フォーマルな場面では注意が必要。水引の印刷がズレていたり、紙が薄すぎたりすると、かえって失礼に映る可能性も。
- OK:社内イベント、身近な相手、少額
- 注意:目上の人、正式な場、外部への寸志
100均でも、質感やデザインをしっかり選べば問題なし。大切なのは「手抜き感」が出ないようにすることです。
過剰に飾るのもNG?マナーと見栄のバランス
「失礼がないようにしなきゃ…」と気を使いすぎて、金封がやたら豪華に。そんな“過剰演出”も実はNGです。
寸志は“ほんの気持ち”を表すものなので、高額すぎる金額や装飾の多い封筒はかえって浮いてしまうことも。特に社内イベントなどでは、「やりすぎ感」が出ると周囲も気を使ってしまいます。
あくまで「さりげなく、でも丁寧に」。そのバランスが“できる社会人”としての信頼につながるんです。



目立つより、気配りの自然さがいちばん!
実際の書き方見本【画像・イラスト付き推奨セクション】
ここまでマナーや表書きのルールを解説してきましたが、「実際、どこに何を書けばいいの?」という疑問、まだ残ってますよね。
このパートでは、封筒の表・中袋・裏、それぞれのレイアウトを例文付きでご紹介します。印刷用のPDFや画像化にも対応できるように、文章ベースで構成しています。
書き写すだけでも使える実例ばかりなので、初めての方はこの通りに準備すればOKです。
表書き・中袋・裏面の記載例まとめ
まずは基本の記載例を3つ、テキストでご紹介します。
①表書き(縦書き・中央)
寸志
(フルネーム)
②中袋(表面:金額)
金一万円也
②中袋(裏面:名前)
氏名のみでOK(住所は省略可)
③裏面(封筒の裏左下に)
氏名(省略も可)
のり付けは軽く、印は任意
封筒に直接書く場合も、上記の配置と内容を基本にすると安心です。
よく使われる例文・レイアウトパターン
場面ごとに、よく使われる表書きや添え言葉を以下にまとめました。
- 歓迎会:寸志/御礼/心ばかり
- 送別会:御礼/御挨拶
- お礼の気持ち:感謝/御礼
- 取引先へ:御礼/謹呈
- 社内後輩へ:寸志/粗品
相手と関係性に応じて、敬意と親しみのバランスをとった言葉選びを心がけましょう。
書きやすい文字数・行数の目安とは
表書きは、封筒のサイズにもよりますが、以下を目安にするとバランスよく仕上がります。
- 表書きの文字:3〜5文字以内がベスト(例:御礼/心ばかり)
- 氏名の文字数:フルネームが縦に5〜6文字以内に収まると◎
- 中袋の金額表記:漢数字・1行でスッキリ
- 裏面の氏名:小さく控えめに、左下に1行
あまりギュウギュウに詰めず、余白を意識するのがポイント。読みやすく、美しく見せる工夫のひとつです。



このレイアウト通りに書けば安心だよ♪
よくある質問Q&Aで不安をすっきり解消!
寸志封筒のマナー、だいぶ分かってきたけど……。
それでも「これって大丈夫?」と感じるちょっとした疑問、ありますよね。ここでは、実際によくある質問とその答えを、Q&A形式でまとめました。
「寸志」って女性が渡してもいいの?
はい、もちろん大丈夫です。
「寸志」は“立場”に関する言葉なので、性別はまったく関係ありません。女性からでも、目下の人への気持ちとして渡すのはマナーとして問題なしです。
女性の幹事さんや先輩が後輩に寸志を渡すのは、むしろスマートで気配り上手な印象になりますよ。
「のしなし封筒」でも大丈夫?
はい、大丈夫です。
特に社内のちょっとしたイベントや、少額の寸志であれば、白無地の封筒でも問題ありません。ただし、シンプルでも名前や表書きをきちんと書くことは忘れずに。
「気持ちが伝わること」がいちばん大切なので、見た目よりも丁寧さを意識しましょう。
突然頼まれても間に合う準備術とは?
「今日の送別会で寸志お願いできる?」なんて急なお願い、ありますよね。
そんなときのために、以下の3点を常備しておくと安心です。
- 無地の白封筒(のしなしタイプ)
- 黒のサインペン or 筆ペン
- 予備の中袋(100均でもOK)
この3つが引き出しやカバンに1セットあるだけで、急な場面でも「準備ができている人」として信頼されます。



不安なことは、事前に“ちょこっと準備”で安心!
寸志封筒の書き方を丁寧に、相手への心を込めて
寸志は、単なるお金ではありません。
「ありがとう」「よろしくお願いします」「おつかれさま」――そんな言葉を、そっと封筒に込めて伝えるための文化です。
だからこそ、封筒の選び方や表書きの言葉、書き方、渡し方。どれも「形式」に見えて、すべては“相手を想う気持ち”から始まっています。
このページで学んだことを一度見直して、ぜひあなたの気持ちを丁寧に伝えてみてください。
最後にもう一度確認!表書き〜渡し方のチェックリスト
- 渡す相手によって表書きを変える(寸志/御礼 など)
- 封筒は白無地でも可。水引付きなら蝶結び
- 筆記具は黒の筆ペン or サインペン
- 中袋がある場合は金額と氏名を記入
- 封筒の向きを相手に向けて両手で渡す
- 「心ばかりですが…」などひと言を添える
この一連の流れを自然にできるようになれば、あなたはもう立派な“気配りのできる社会人”です。
形式にとらわれすぎず、でも丁寧に。相手の心に届く寸志の贈り方、今日から自信を持って行っていきましょう。



マナーは“気持ち”から。自分らしく丁寧にね♪
まとめ|寸志封筒、迷ったらこの基本をチェック!
「寸志の封筒って、何を書けばいいの?」
この記事ではそんな疑問に寄り添いながら、表書きの基本から封筒選び、書き方のマナーまでをやさしく解説してきました。
- 「寸志」「御礼」などの表書きの違いと使い分け方
- のし袋と白封筒、どちらを選ぶのが正解?
- 表・裏・中袋の書き方を画像つきで解説!
封筒の選び方や書き方ひとつで、「この人ちゃんとしてるな」と思ってもらえることも。
ちょっとしたポイントを知っておくだけで、マナーへの自信にもつながります。



不安だった部分が「これならできそう」と思えたなら、もう大丈夫。



丁寧に準備して、相手に心のこもった寸志を届けてくださいね。









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