さつまいもを食べたら「苦い」「ピリピリする」って感じたこと、ありませんか?
せっかく甘いと思っていたのに、あの刺激があると「これって腐ってるの?」「食べても大丈夫?」と不安になりますよね。 この記事では、そんな疑問をスッキリ解決します。
さつまいもが苦くなる原因から、見分け方・正しい下処理・保存のコツまで、やさしく解説します。 読めば、もう二度とハズレのさつまいもを引くことはありません🍠
安心してホクホク甘いお芋を楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
さつまいもが苦い・ピリピリする原因5つ
さつまいもが苦い・ピリピリする原因について解説します。
それぞれ見ていきましょうね。
①皮や表面に残ったアク
さつまいもを切ったときに出てくる白い液体、あれが「ヤラピン」と呼ばれる成分です。このヤラピン自体は体に悪いものではなく、実は整腸作用がある優秀な成分なんですよ。でも、このヤラピンと一緒に「ポリフェノール」などのアク成分が多く含まれていると、加熱した際に少し苦味やピリッとした刺激を感じることがあります。
特に、皮の近くに多く含まれているので、皮ごと調理したときにピリピリする場合は、このアクが原因かもしれません。アクが多い品種ほどその傾向が強く、特に紫芋や安納芋系で感じやすい人もいます。
一度、水に10分ほどさらすだけでもアクがかなり抜けるので、下処理の段階でしっかり行うのがポイントです。
筆者の経験では、皮を厚めにむくと苦味がほぼなくなったので、気になる方は試してみてくださいね。
②保存中に糖が変化した
さつまいもは保存中にでんぷんが糖に変わって甘くなりますが、保存環境が悪いとそのバランスが崩れて、逆に苦味成分が強く出てしまうことがあります。特に高温多湿の場所で保管すると、発酵が進んで変な味になりやすいんです。
たとえば夏場にキッチンに放置しておくと、内部で発酵してアルコールっぽい風味や苦味が出てくることもあります。見た目は普通でも、口に入れるとピリッとする場合はこのパターンが多いです。
保存は10~15℃前後の涼しい場所がベスト。新聞紙に包んで風通しのよい場所で保存すれば、糖化が進みすぎず、甘みをキープできますよ。
③傷んで腐りかけている
苦味やピリピリの正体が「腐敗」からきていることもあります。見た目が変わらなくても、内部が黒ずんでいたり、ぬめりがある場合は要注意。腐りかけのさつまいもには微生物が繁殖しており、それがピリピリとした刺激を感じさせる原因になるんです。
腐敗が進むと匂いも変わります。酸っぱいような、ツンとする臭いがしたら食べないでくださいね。加熱しても完全に安全とは言えません。
「ちょっとくらい大丈夫かな」と思っても、お腹を壊すリスクがあるので、無理せず処分するのが安心です。
④品種特有のえぐみ
さつまいもには数多くの品種があります。中には「紅あずま」「金時」など甘みが強いものもあれば、「紫いも」「高系14号」などえぐみを感じやすいタイプもあります。
特に紫いも系はアントシアニンが多く含まれており、ポリフェノールの影響で舌にピリッとする感覚を覚えることがあります。これは自然な成分によるもので、腐っているわけではありません。
ただし、苦味が強すぎる場合は、下処理や加熱時間の工夫で軽減できます。焼き芋にするよりも、蒸したりスープに入れると、刺激が和らぎますよ。
⑤農薬や土汚れが残っている
意外と多いのが、農薬や土が皮に残っているケースです。最近の国産さつまいもは安全性が高いですが、輸入品や直売所で買ったものは軽く洗っただけだと土や農薬の成分が残ってしまうことがあります。
食べたときにピリピリする・舌がしびれるような感覚がある場合は、しっかり洗うか皮を厚めにむいて調理するようにしましょう。たわしでこすり洗いするのも効果的です。
皮の内側に茶色い筋やシミがあるときも、念のため取り除くのが安心です。
まとめると、さつまいもが苦い・ピリピリする原因は「アク・保存状態・腐敗・品種・残留物」の5つが主な要因です。

苦味やピリピリを感じたら、「まず見た目・匂い・下処理の有無」をチェックするのが安心ですよ。
食べても大丈夫?苦い・ピリピリさつまいもの見分け方4つ
苦い・ピリピリするさつまいもを食べても大丈夫かどうか、見分け方を紹介します。
ちょっとしたコツで「これは食べてOK」「これは危険かも」が判断できますよ。
①異臭や変色があるか確認
まず一番簡単にできる見分け方が「匂い」と「見た目」です。新鮮なさつまいもはほんのり甘い香りがして、皮の色も均一でツヤがあります。でも、腐りかけていると酸っぱいような刺激臭や、鼻にツンとくる臭いがするんですよね。
中を切ってみて黒や茶色に変色していたら要注意です。それは酸化やカビが原因で、食べるとピリピリしたり、後味に苦味が残ったりします。少しくらいなら大丈夫かなと思っても、内部で菌が繁殖していることが多いので、潔く処分したほうが安全です。
筆者も以前、黒ずみを「焼けば平気かな?」と思って食べたら、舌がピリピリして後悔しました。見た目と匂いのチェックは本当に大事ですよ!
②カビやぬめりをチェック
さつまいもを触ったときに「ぬるっ」とする感触があったら、もう食べないでください。それは腐敗が始まっているサインです。特に、保存中に湿気が多い環境だと、外側や切り口にカビが発生することもあります。
白や青っぽいカビが見えた場合はもちろんNG。たとえ一部だけでも、その部分を取り除いても菌が内部まで広がっている可能性が高いんです。
ぬめりがある場合も同様で、発酵や細菌の繁殖が進んでいます。ピリピリした刺激の原因になり、食中毒のリスクもありますので注意してくださいね。
③味見して強い刺激がないか
見た目や匂いが大丈夫そうでも、味見で違和感があればアウトです。口に入れた瞬間に「ピリッ」「ヒリヒリ」「舌がしびれる」ような感覚がある場合は、腐敗や化学的変化が起きている可能性があります。
少量食べて違和感があったらすぐに吐き出しましょう。特に、子どもや高齢者は敏感なので、慎重に判断してあげてください。
また、火を通す前に苦い匂いがしたり、生の段階で異常を感じるなら無理して食べないことが一番です。無理に調理しても、苦味やピリピリ感は残ってしまいますからね。
④加熱しても苦味が取れない場合は注意
さつまいもは加熱することで甘くなりますが、加熱しても苦味やピリピリが残る場合は、食べない方が安全です。正常なさつまいもなら、加熱するうちに苦味が消えていくもの。残るということは、腐敗や化学反応によって別の成分が発生している可能性があります。
加熱後に変な匂いがしたり、口の中がヒリヒリするようなら、潔く捨てましょう。「もったいない」と思っても、体調を崩す方がもったいないですからね。
ちなみに、加熱して苦味がなくなったなら、ただのアクや品種による苦味の可能性が高いので、その場合は安心してOKです。



「見た目・匂い・味」で違和感があれば、迷わず処分するのがベストです。少しでも不安を感じたら食べない勇気を持つことが大切ですよ。
ピリピリ・苦味を消す!さつまいもの正しい下処理3ステップ
ピリピリ・苦味を消すための、さつまいもの正しい下処理3ステップを紹介します。
この手順を守れば、どんなさつまいもでも驚くほどまろやかな味になりますよ。
①皮を厚めにむいて水にさらす
さつまいもの苦味やピリピリの多くは、皮の近くに含まれるアクが原因です。だからこそ、最初のポイントは「皮を厚めにむく」こと。包丁で2〜3ミリほど厚くむくと、アクの多い部分がしっかり取り除けます。
皮をむいたら、すぐにボウルなどに入れて水にさらしましょう。時間は10〜15分ほどが目安です。この工程でアク成分の「ポリフェノール」や「ヤラピン」が水に溶け出し、苦味がぐっと減ります。
水が濁ってきたら途中で1回変えるとより効果的ですよ。特に、切り口から白っぽい汁が出ていたら、その部分はアクが多い証拠なのでしっかり水に浸してくださいね。
ちなみに、水にさらしすぎると甘み成分も抜けてしまうので、長くても30分以内にしましょう。バランスが大事です。
②塩水に漬けてアク抜きする
水にさらすだけでも効果はありますが、さらに効果を高めたいなら「塩水」を使うのがおすすめ。水1リットルに対して小さじ1の塩を加えた塩水に15分ほど漬けておくと、アクが抜けるだけでなく、えぐみもまろやかになります。
塩には浸透圧の効果があるため、さつまいも内部のアク成分を引き出しやすくなるんです。特に紫いもや紅はるかなど、品種によってはアクが強いタイプもあるので、この方法を試してみてください。
さらに裏技として、少量の酢を数滴加えると、ポリフェノールが中和されてより効果的です。ただし、酢を入れすぎると酸味が残るので注意しましょう。
筆者は塩水+少しの酢でアク抜きするのが定番です。仕上がりの味がまろやかになり、焼き芋でもふっくら甘くなりますよ。
③蒸す・焼くなど調理法を工夫する
アク抜きのあとは、調理法も重要です。苦味やピリピリを感じにくくするには「蒸す」または「低温でじっくり焼く」調理法が最適です。高温で一気に加熱すると、アクが内部に閉じ込められて苦味が残ることがあるんです。
蒸し器があるなら、弱火で40分ほどじっくり蒸すのがおすすめ。電子レンジなら、濡らしたキッチンペーパーで包んでラップし、600Wで5分ほど加熱後、10分ほど蒸らすとしっとり仕上がります。
焼き芋にする場合は、オーブンを170℃に設定して60〜90分じっくり焼くと、甘みが引き立ち、苦味が目立たなくなります。ポイントは「焦らず低温で」。急ぐと美味しさが逃げちゃうんですよね。
また、スープやポタージュにする場合は、少量のバターや牛乳を加えるとコクが出て苦味をカバーできます。料理のバリエーションを広げることで、苦味を上手に生かすこともできますよ。



アク抜き+塩水+低温調理、この3ステップを守れば、どんなさつまいもも甘くて優しい味に変わりますよ。
美味しいさつまいもを選ぶコツ5つ
美味しいさつまいもを選ぶためのコツを紹介します。
スーパーでも直売所でも、ポイントを押さえれば甘くて美味しいさつまいもを簡単に見分けられますよ。
①皮がなめらかでハリがあるもの
まず一番大事なのが「見た目のツヤとハリ」です。新鮮なさつまいもは、皮がしっとりしていてなめらか。触ったときにピンとした弾力があるものがベストです。
逆に、皮がしわしわしていたり、乾燥してカサカサしているものは、水分が抜けて甘みも風味も落ちています。長く置かれたものに多いですね。
また、色にも注目。きれいな紅色や紫色をしているものは栄養たっぷりで、甘みも濃い傾向にあります。さつまいもは“見た目に美しいものほど美味しい”と言われるくらいなんですよ。
②黒いにじみがないもの
皮の表面に黒いにじみやシミのような部分がある場合、それは「蜜」ではなく「腐敗」や「カビ」の可能性があります。特に皮が破れて黒っぽく変色しているものは、内部まで悪くなっていることもあるので注意しましょう。
一方で、切り口や端っこに少し黒っぽい部分があるのは糖分がにじみ出た“蜜”の可能性もあります。その場合は問題ありません。違いは「湿ってベタついているか」「カサカサしてカビっぽいか」です。
見た目が黒っぽくても、ツヤがあって甘い香りがするならOK!焦げたような匂いならNGです。香りも一緒にチェックしてみてくださいね。
③手に持って重みがあるもの
次のポイントは「重さ」です。同じサイズなら、ずっしり重い方が水分をしっかり含んでいて、ホクホク・ねっとりとした食感に仕上がります。
軽いものは中がスカスカになっていたり、乾燥している可能性があります。特に冬場は乾燥しやすいので、持った瞬間の“ずっしり感”で判断するのがコツです。
また、手に取ったときに全体が均一に硬いかもチェックしましょう。柔らかい部分があると、そこから腐敗が進んでいることがあります。
筆者は、スーパーで買うときに“握ったときにちょっと重いな”と思えるくらいのものを選ぶようにしています。だいたい当たりです!
④芽が出ていないもの
意外と見落としがちなのが「芽」です。さつまいもはジャガイモと違って芽に毒はないですが、芽が出ている=古いというサインなんです。
芽が出ているさつまいもは、水分が抜けて味が落ちていることが多く、加熱してもホクホク感がなくなりやすいです。また、芽が出るほど古いものは保存状態もよくない可能性が高いです。
芽が出る前に食べきるのがベストですが、もし出てしまったら、その部分を大きめに切り取れば食べられます。ただし、味は少し落ちてしまうので早めに使い切りましょうね。
⑤保存状態が良い店で買う
最後のポイントは「どこで買うか」です。さつまいもは収穫後も呼吸している生きた野菜なので、保存環境が悪いとすぐに味が落ちてしまいます。
直射日光が当たる場所に積まれているお店や、冷蔵ケースに入れっぱなしのさつまいもは避けた方が無難です。冷やされすぎると糖化が止まり、甘みが感じにくくなってしまうんです。
おすすめは、常温で風通しの良い場所に置いてあるもの。特に八百屋さんや産直所などで、土が少しついたまま販売されているものは鮮度が高く、味も良いですよ。
信頼できるお店を見つけておくと、毎回ハズレなしのさつまいもが手に入ります。



見た目・重さ・香りをチェックすれば、美味しいさつまいもを見極めるのは意外と簡単!「ツヤ・ハリ・ずっしり」が3大キーワードですよ。
さつまいもの苦味・ピリピリを防ぐ保存方法3つ
さつまいもの苦味・ピリピリを防ぐための正しい保存方法を紹介します。
保存方法を間違えると、せっかくの甘いさつまいもが苦くなったりピリピリしたりしてしまうことがあります。ここで正しい方法をチェックしておきましょう!
①冷暗所で常温保存
さつまいもは寒さと湿気にとても敏感な野菜です。冷蔵庫で保存すると低温障害を起こして、苦味や変な臭いが出ることもあります。そのため、基本は“常温保存”がベストなんです。
理想的な温度は10〜15℃。直射日光の当たらない、風通しの良い冷暗所が最適です。例えば、床下収納やシンク下、玄関の隅などがちょうどいい環境ですよ。
ただし、真冬などで室内温度が5℃以下になる場合は注意が必要。冷えすぎると中がスカスカになって味が落ちるので、毛布や布で軽く包んで温度変化を防ぎましょう。
②新聞紙に包んで湿気を防ぐ
さつまいもは湿気にも弱く、水分が多すぎると腐りやすくなってしまいます。そこでおすすめなのが「新聞紙に包んで保存」する方法。これ、昔ながらですが本当に効果抜群なんです!
新聞紙が余分な湿気を吸ってくれるので、カビ防止にもなります。包むときは、1本ずつ個別に包むのがコツ。重ねて包むと湿気がこもるので注意してください。
さらに、新聞紙で包んださつまいもを紙袋やダンボールに入れて保存すると、光や空気からも守れて長持ちします。だいたい2〜3週間は美味しさをキープできますよ。
湿気が高い梅雨時や夏場は、週に1回くらい包みを開いて様子を見ると安心です。黒ずみやカビ臭があったら、その時点で取り除いてくださいね。
③冷蔵庫は避けて甘みを守る
「冷蔵庫なら安全そう」と思って入れてしまう人が多いんですが、実はそれがNGなんです。冷蔵庫は温度が低すぎて、さつまいもが“冷えすぎショック”を受けてしまうんです。
冷えることでデンプンがうまく糖に変化できず、甘みが減ってしまいます。さらに内部に水分がたまり、ピリピリするような酸味が出てしまうことも。
もしどうしても冷蔵庫で保存したい場合は、“一度加熱してから”がポイントです。蒸したり焼いたりした後に、密閉容器に入れて冷蔵すれば、3〜4日ほど保存できます。
長期保存したいときは、冷凍がおすすめ。蒸したさつまいもを輪切りにしてラップで包み、冷凍庫へ。食べるときは自然解凍か、電子レンジで温めれば甘さが復活しますよ。



さつまいもは“冷やさず・乾かしすぎず・丁寧に包む”が鉄則。環境を整えるだけで、甘くて美味しい状態を長く楽しめますよ。
まとめ|さつまいもが苦い・ピリピリする理由と対処法
さつまいもが苦い・ピリピリする原因は、「アク」「保存状態」「腐敗」「品種」「汚れ」など、いくつかの要因が重なって起きます。 でも、正しく下処理をして、常温で上手に保存すれば、甘くて美味しい状態を長くキープできますよ。
見た目・匂い・味に違和感があるときは、無理せず処分するのが一番安心。 一方で、アクや品種由来の苦味なら、水にさらす・塩水に漬ける・低温で調理するだけで劇的に改善します。
さつまいもは繊細ですが、扱い方次第で一番甘く、優しい味になる野菜です🍠 次に買うときは、今日のポイントを思い出して、“ホクホクで甘いお芋生活”を楽しんでくださいね!
参考リンク:
・農林水産省|食中毒予防の基礎知識
・国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)|食品の安全性研究









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